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PP。

食事は楽しい。朝なら日が昇る頃、クネクネの目覚ましがなる。クネクネはおきないが私たちは起きる。そして空腹に気づく。ここからが一仕事である。まず起こしに行く。前日夜遅くまで起きているとクネクネはなかなか起きない。噛んだりひっかいたりして起こすが、逆に脚を掴んでくるなどの反撃にあることもある。しかし私たちは負けない。生きるために負けない。この不屈っぷりはロッテ時代の西岡を思い出させるほどだ。ファンにまでなじなれる。でもキャプテンである西岡は震えがちな声で良いことは良い、悪いことは悪いとヒーローインタビューではっきりと言った。男である。素晴らしい生き様。私たちだって負けていない。脚を掴まれようと布団に潜られようとご飯を得るために断固として戦う。



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しかしそれでも起きないときには知能の高い私の作戦を運動能力の高い息子によって実行させる。クネクネの机の周りにあるものを1つずつ落としていく。大事な紙見本。大事な見積り。大事な「デザインのひきだし」。(スティーブ・ジョブズの本だけは重くて落とせなかった。)1つずつ落としていく。これは映画を観て「人質を一人ずつ殺していくぞ」という脅し方を観て学んだ。ここまでやればたいがい起きる。それでも起きないときはオデコのお腹に本棚からダイブすればいい。大事な人間が苦しむのを黙ってみていられるほど、朝のクネクネの睡眠は深くない。



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このようにして気力と知力を使って得る朝ごはんは、例えカリカリでも格別である。2010年の日本シリーズ優勝を果たした時のロッテの西岡もこのような充実感を味わっていたであろう。負けなかった。くじけなかった。そして得た勝利。日々私たちはこうして戦っている。



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しかし西岡がメジャーへと去った翌年、ロッテはなんと最下位。くじけない男を失ったためなのか。荻野の度重なる故障のせいなのか。でも私がロッテの西岡を引き合いに出したのはたんなる例えである。ロッテが最下位になろうと私たちは一日も休まず、ご飯を獲得するため戦い続けている。レストランに行って供してもらうようなヒトのそれとは違う食事の楽しみ喜びを私たちは持っている。

それにしも荻野、怪我多いなぁ。




[ 2012.06.01 | 猫日記 | コメント: 2 | PageTop↑ ]