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ポン・プルクワです。

午前中は私を撫でることに遣って欲しいのだが、ヒト社会、そうも贅沢に時間を遣ってはいただけないようで、一応撫でたり、遊んでは暮れるものの、卓球のラリーほどの時間なのである。あげく、この日だまり加減、秋という季節の良い面をこの上なく謳歌できるこの天気、コンディションにもかかわらず猫マン(猫タワーの最上階にあるペントハウス)に引きこもる私がいたりする。ちょっぴり悲しい猫ストーリーである。映画化されたらいい。酷い映画だって山のようにあるのだ。私が撫でて欲しいのに撫でてもらえず、日陰マンションにこもる姿を映像化したとして、それは是か非かで言えば、是だぜぇーと思うのよ。確信をもって。



しかし、うちに最近よくくるひょろながは、ものすごく丁寧に私を撫でる。それも贅沢に時間をたっぷりついやして。それも上手に。くねくねとはディケイド以上一緒にいるが、「童貞か?!」というくらいに撫でるのが乱暴で下手なままである。そういえば、おでこがよくくねくねのことを「童貞!」と言っていた気がする。実話か? ノンフィクションか。ノンフィクションといえば……。わたくし、ノンフィクションってせきしろの『去年ルノワールで』と宮藤官九郎の『きみは白鳥を踏んだがあるか(下駄で)』しか読んだことがないような気がする。そもそものその二冊がノンフィクションなのかどうかも自信はない。それにしてもこの二冊を例に出した途端にサブカル臭をぷわっと出してしまった気がしてなんだかそわそわな気分になる。猫なのにサブカル? とかすごく嫌である。ぶさいくな(でもかわいい)まことか意識しているの?(まこがサブカルまっただ中というわけではなく、まこをとりまく環境がサブカルまっただ中だと思うのだが) 私は何もサブカルな本ばかり読んでいるわけではない。今読んでいるのは、吉田豪の『Hon・nin列伝 : セキララなオンナたち』の広田レオナの部分である(ほぼ終わりの方)。広田レオナって凄い。ん? インタビュー本もノンフィクションであろうか。麻生久美子のザリガニ話もグッと来る(美味しそうで)が、広田レオナの4年間寝たきり話には(別の意味で)グッと来るものがあった。


まあ、こうして構われない猫は、どんどん生きていく上で詠まなくても良い本(渋谷直角の『直角主義』など。超面白いのよ)ばかり読んで、小さな溜め息をついて過ごすことになるのだ。

それにしても、ひょろながの撫で方は神の領域である。プロか。猫なでのプロなのか。「猫を撫でるプロ」で検索してみたら、ペットマッサージっていうものがあった! 世界ひろ! 宇宙が広がっていくかんじがする。


[ 2012.10.16 | 猫日記 | コメント: 2 | PageTop↑ ]