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どうも、ポン・プルクワである。

私は今息子とくねくねと新居にいる。新居はまえより狭いが、それは今のところ警戒気味の私たちにとってはよくも悪くもあることで、気を配る場所が少なくて済むが、逃げ場所も少なくて怖い、そんな按配である。部屋は狭いが、音は静かなほうである。今は雨音がドアほうからも窓のほうからもするが、溜まった水を跳ねる車の音はしない。むろんバイクの音も滅多にしない。ドアのほうには気がある様子で、風が吹くと葉音が一通りする。朝はその木にとまるのか、鳥の鳴き声が激しい。日当たりは悪いが、朝の差し込むように日が指すので、浸るようにしてぼっこする。私たちは小さな音でも気にするが、くねくねはまったくきにしていない様子なので思いやられる。私がしっかりしないことには何かあったときに大変なことになる。だから爪を尖らせていたのに、切られてしまった。警戒心がまったくもって弱いのだ、人間とは。心配ばかりするくせに。



しかしヒトがあまりにものんびりしてるので、私たちもこんなにぴりぴりしているのがばからしくはなる。それでまあさきほど凝り固まった身体をほぐすために尻尾つかみ体操をしていたら、笑われた。失礼千万である。


それはそれとして出ていったはずのおでこは雨の日の半分くらいの頻度で会いに来る。出戻りとはこのことか? 違うか? それをなんと呼ぶのかはともかくレトロトもしくはささみ(それもすじなし)を持ってくる。礼儀をよく承知していて感心である。もしくは選挙にでもでるのか。猫の票を欲する選挙があるのか、できたのか。さすれば迷わず私たちはおでこに一票を投じないわけにはいかない。ただ願わくば、その選挙数ヶ月、できれば1年後くらいに行われるといいなと思う。それまでの間、おでこは、ささみ、レトロト、サーモン、それに肩もみ券等を持参してくるであろうから。

それにしても雨の日でも部屋がぽかぽかでいっぱい撫でてくれるヒトがいて、というこの環境、至福である。雨の日というのは、このようにして過ごすのが一番である。なにせ眠いことこの上ないのだから。そんなわけでお腹が空くまでしばらくまどろもうと思う。これぞまさしく、ゴールデン・スランバー。ビートルズの曲はゴールデン・スランバーズなんやで。



[ 2012.11.06 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]