かぜ
2013.02.05
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洗濯機というのがある。前は水場に、今は外にある。嫌な音がする。でも掃除機よりはずっといい。掃除は呪いみたいに不吉な音がする。「消えてほしいものは?」という質問があったら、このふたつと車をまっさきに言う。車はそれほど関わりないけど、外にでるときあれがなければ大変気が楽そうだから。

洗濯機以外でもそとからビニールがバタバタする音がしてそれもそんなに好きではない。

しかし今朝の外は洗濯機より、ビニールばたばたより騒々しかった。風がすごく強かったみたいである。うちの玄関の外には気が生えているみたいで、わしゃわしゃわしゃわしゃと鳴っていた。風が強いと少しだけ外にいた事を思い出す。風は今思えばときどき掃除機より怖かった。怖いことを思い出すと、今が暖かいところにいることとか、自分以外の存在がまわりにいつもあることに気づく。噛んだら怒る息子と、腕枕をしてもらうと途中でうでがしびれて伸ばそうとする人間がいる。風が強くても、木がどんなにゆれても、ふごふご言って寝ているヒトたちがいると、もう一回寝ようと思う。そして寝るとちょっと変な夢を見る。

たぶん悪い夢ではない。


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