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ヒトは目で見えるものを大事にしているようであるが、あたしたちは音をけっこう大事にしている。呼ばれるといちおう耳を向けているのに、「ずぼらして」とたしなめられるが、目でみることを大事にしているヒトの誤解である。ちゃんと「なぁに?」と言って意識をそっちに向けているのだ、こちとら。しかしだれもが自分の世界をそのまま他人にもあてはめがちだもの、仕方がないか。

本を読むとあたしたち猫の耳はものすごく良いらしい。ヒトの何倍も!と書いてあることが多いが、ヒトが聞こえる音の何倍も大きな音で聞こえるというわけではない。聞こえる音の幅が大きいということである。ヒトが聞こえない音が聞こえるだけである。ヒトはだいぶ鈍い。匂いも音もずいぶんと気づかない。が、目はずいぶんと良い。しかしくねくねはなかなか鼻も耳もきく。あたしたちとずっといるせいだろうか。息子がこっそりおとしたうんこの存在にすぐに気づく。

芝居がかった様相で

「ん? なにか匂う!」

といってきょろきょろする。探偵か。刑事か。馬鹿である。しかし、じっさいまもなくうんこをみつけるのだ。うんこハンターである。そうなづけると途端にかっこう悪くなる。が良い。うんこハンターくねくね。音楽も入れたい。

♪ぶり、ぶりりりっ

 うんこハンターーーー

 くねくねっ!

 ぷーーーっ

である。オープニングの体で。

そうそう最近、くねくねはおならを良くする。来客があるときはしないくせに、独りでいるときは、警報か? と思うほど大きな音でおならをする。小さい音でもする。なにせあたしたちは耳も鼻もきく。ばれないつもりでやっても、息子とふたりで「いましたね」「せやな」とくねくねのおならについて気づいた合意を交わす。それを知ってか、隠す気が今やさらさらないようすである。

それにしても、われながら、うんこハンターのくだり、面白かった。


わらける。


[ 2013.11.29 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]