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どくせん
2014.04.22
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ポン・プルクワ。猫です。

最近、寂しい思いをときどきする。季節的なものなのか、あたしは最近情緒がいまひとつさだまらないでいる。元気でストレスはないのだが、しばらくなでられていたいというか、甘えたい思いにとりつかれたようになることがあるのだ。発情期の名残なのか、子離れ親離れのかすかな記憶のためなのか、判然とはしない。そんなわけであたしにとっては母猫みたいな存在であるくねくねという男のヒトが甘えの対象なのだが、いついかなるときでも甘えられるわけではない。机に向かって何かしているときもあれば、誰かといるときもある。不在のときはそれほど寂しくはないのだが、誰か他のヒトと居るのはときどき腹立たしく思うものである。

あたしは黙って耐え忍ぶほうではないので、そういうときは松居一代ばりにきっちりと申し立てる。「お茶を出している暇があったら、あたしの首や耳の後ろを三撫でくらいはできるんじゃないですかね。何年来の付き合いになると思っているんですか」とか客に向かっても「そろそろさむなりますし、くらなると帰り道もあぶのうございますし、暇の時間だとおもわはりますけど?」とか「いね!」と語気を荒くすることもある。まあ、あたしは言葉を話す猫じゃないので、そんなつもりでにゃーと鳴いているわけだが、意図が伝わることはあまりなく、いや伝わっていても無視されることもしばしばで、客は去らずに、あたしには二撫でくらいで機嫌を直せという反応をされる。

あたまに来るから、噛んでやるが、噛んだところで撫でる手をとめることはない。こちらの愛情いっぱいの甘噛を承知しているのだ。とは言え、寝るときにはだいたいいつも一緒に眠れるので、一夜で不満は消えるのだが。以前はヒトは二人いたので、端からどちらに対しても甘える対象としていたわけで、そんなときにはそれほどイライラもしなかったもののくねくねひとりになると独占したくなることも時々ある。

今がその時々の真っ最中である。




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