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猫のポン・プルクワです。
くねくねとちょろと丁稚のわんこ2つと暮らしています。
猫、ポン・プルクワへの連絡はponyan@graphic57.com。



ヒトの話。飼っているとはいないが、うちにはヒトが二頭いる。どちらかというとお世話になっていることになるだろうか。あたしのトイレを素早く掃除し、鳴けばご飯を供してくれたり、撫でたり、ブラシを掛けたり、それほど求めていないものの爪を切ってくれたり、耳掃除をしてくれたり。頑張ってくれている。もともとあたしとともにいる「くねくね」とここ最近(といっても一年前くらいからだろうか。時間のことに猫は頓着しないから定かではないけれど)、同居しはじめた「ちょろ」である。ちょろとくねくねが一緒になり始めた頃から、くねくねは余裕が減り、あたしの世話はもっぱらちょろが担当してきた。よくやってくれているが、あたしは撫でてくれるならだれでも良いわけではない。くねくねを指名して撫でてと訴えても、ちょろが居間から飛んできて(飛んではいない。急いで来て)、あたしを撫でるのだが、それにはなかなかに不満を感じていた。

 あたしはくねくねとものすごく長い間一緒に生きてきたが、そのおかげでヒトの遅すぎる成長過程も観察することができたかもしれない。くねくねは、ものすごく少しずつ落ち着きを身につけ、感情の起伏もなだらかになり、怒ったり、暴れたりすることがなくなった。が、その一方で、テレビや本にすぐに泣かされる。涙腺が緩むというのは加齢による筋力の低下が影響しているのかもしれない。いずれにしろ、同居しているものにとっては心地が良いので助かるが、ヒトは成長にそんなに時間を要するものなのだろうか。くねくね以外の一生はどのようなものなのだろうか。

 くねくねは、野球選手のイチローと同じ年である。イチローの成長は著しく、また活躍し続けている。そう考えるとくねくねはものすごく残念なほうのヒトなのかもしれない。ため息がでる。あたしが悪かったのかもしれない。ヒトより成長がおそすぎるくねくねに多くを求めすぎてきたのだろうか。彼は彼になりに頑張っていることだろう。ちょっと成長が(すごく)遅いだけなのである。大目にみたい。

 しかしである。大目に見ているあいだにあたしの寿命がNHKの集金のヒトのように不意に訪れるかもしれない。
 「そんなこと言っても、これは義務なんです。仕方のないことなんです。テレビはあるけど、インテリアとして飾っているだけなんて通用しないんです。ええ。もうしわけないんですけど」
 そんなふうにして、死があたしのライフをノックする日も遠くないかもしれない。そう考えるとくねくねくんには、ちゃちゃっと成長してもらって不労所得レベルになってもらって、あたしを撫でてかまって一日を過ごすことができるように、来週くらいにはなってもらいたい。

 気長には待っていられない。




あたしのエッセイ集がしっぱんされてます。




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[ 2015.07.12 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]