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 マコーレー・カルキンか。

 「ポンちゃん、死んじゃったの?」と尋ねられたという話を最近耳にする。居間のほうで人ふたりがそんな会話をしていることがあるのである。それを聞く度にあたしはいつも思うのがさきのマコーレー・カルキンかよ!という内心つっこみである。死んだふりしてライブやってやろうか。いや、あたしはそもそもライブをしない。バンドもない。玄関からちょっと外にも出て行きたない。ウルティメイト引きこもりを自認している。猫だから。家猫だから。現在のうちに来てからもうたぶん7年くらい経つ(人注:1年半くらい)。犬はいるもののすっかり住み慣れて快適である。人同士によるいさかいもない。ときどき地獄(人注:動物病院)に連れて行かれるが、近所なのか移動時間が短くて助かる。「地獄が近くて助かるわ−」というのも変な話ではある。しかし車での移動もなく地獄タイムがその分短くて助かる。まあそんなわけで死んではない。死んでいるかもと言われるのは、すっかりあたしがブロゴを書いていないからである。フェイシャルブックもほとんど開いていない。


 人の言葉を遣わないでしばし過ごしてみようと思ったのが、きっかけである。本も出した。息子にも先立たれた。犬2頭と同居する奇異な現状にもいる。ここらでちょっとのんびり猫として過ごしてみようと思ったのである。断りもなく勝手に申し訳なくもあるが。

 結果。まず肉球が柔らかくなった。キーボードを打たない肉球はぷにぷにになる。それから肩こりが治った。一方で腰痛が増した。これは地獄で鬼(人注:動物病院の先生)が言っていたが、歳のよるものらしい。パソコンやニャイホンを使わなくなったせいか眼精疲労も減った。睡眠が深くなった。日々の変化がなくなったためかぼんやりすことが多くなった。少し前までは犬たちが登って来られない場所がお気に入りだったのだが、ここ最近カメラ型のにゃんハウスを建設してもらった。派手なうちで、楳図かずおさんのように近隣から苦情が来るのではないかとやや警戒したが、立地が居間ということもあり、近隣は家族しかいないので苦情はなかった。穴がいくつかある家で、それでいて暗くて、犬も入ってこないので、快適である。最初は爪とぎしか中にはいっていなかったが、最近はタオルをひいてくれるようなった。そこで過ごすことが多い。ようはものすごく地味な生活になったとも言える。


 息子が死んでしまったことにもようやく慣れてきた。もう少し気にしないで生きてけるかもと思っていたが、ずっとくっついて眠るということをし続けてきたため、ほぼあたしの身体と言っても良い存在になっていたようである。ツヨシレベルで正直しんどかった。しかしまあ時間のおかげや新築のカメラハウスやなんやらのおかげで元気になれた。

 そんなわけで、あんまりなんの変化もなく、のんびりとポン・プルクワは生きている。ひさびさにキーボードをいじってみたが、すごく疲れる。ためしに音声入力機能を使ってみたが、もちろん機能しなかった。技術はまだまだあたしに追いついてくれない。純粋猫的生活も堪能できたので、そろそろときどき徒然に、人の言葉で思うところのものを書き散らしてみたいと思う。今日ごろごろ。



あたしのエッセイ集がしっぱんされてます。




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[ 2016.07.17 | 猫日記 | コメント: 2 | PageTop↑ ]