はんたー
2014.03.06
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さいきん……あ、猫である。さいきん、くねくねがうちで魚を焼いて食べることが多い。猫だからといって特に魚が肉より大好きかと言えば、そんなことはないけれど、魚は匂いがすっごいする。それがたまらないから、ついつい大騒ぎしてしまう。部屋じゅうどこにいても、魚の匂いがするんだもの、たまらない。がらがらがらという音もたまらない。魚を焼く場所が開く音なのだが、開けた途端にすごくいい匂いがするのだ。「集合!」と呼ばれているような音である。そして文字通りに集合するのだが、あたしたちはけちらされる。そして目的のブツは皿にのってテーブルに置かれる。つぎにあたしたちの取る行動は「待機」である。テーブルの下で待機する。くねくねの気分次第では、ときどき分けてくれることがあるからだ。黙って待っていても、もらえないから、いっぱい声をかける。

「おーこら、えーー! わけろやこらーーーー、なんやーーーー器小さいなー、お前のひとくちうちらのメインデッシュやで! よこせこらーーー」

というつもりで鳴くのだが、「しょっぱいからだめだよ」と言う。

しらんがな! しょっぱいって何かしらんがな! 生まれてこのかたしょっぱいを体験したことない。

でも先日、珍しく魚が置かれたまま、くねくねがチッキンにいって洗い物を始めたのだ。ゲッターチャンスである。まずあたしが皿から落として、息子と一緒にたんと食べてやった。久しぶりに獲物を獲得した。与えられるのではなく、奪ってこその肉食である。魚食である。正直高まった。

しばらくして、くねくねが気付いたが、時すでにである。あたしと息子でぺろりんちょである。くねくねは諦めの早い男で、もう怒るには遅すぎたことを悟って、床を掃除し皿を下げて、お咎めはなかった。

この出来事で、あたしたちの狩猟本能はずいぶんと活性化された。やるぞ、やってやるぞ、いつでも与えられていてはいけない。でも与えられるのも良い。ご飯をいつもどおり欲しい。が、捕れるときは捕る。やるときはやる。そんなモードに入ったので、先日、箸で掴まれた魚をチョップして落として食べてやろうとした。

ら、ばりばり怒られた。

器ちっちぇー。



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