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朝日がまっすぐ差し込むのは朝ごはんを食べてからみんなでベッドで寝てくねくねが起きるか起きないかの時間である。最近なら。眩しいくらい明るくなる。くねくねが窓を開けるととたんに風と音と冷気が入ってくる。鳥がないて、車が通り、足音がいっぱいばらばらと迫っては離れていく。でも、朝日が指す時間はまだ静かだ。遠くでなにの音だかわらないが、それに耳を澄ますと、知らない世界が目の前に広がってくる。息子もあたしも、おのおの知らない場所でしばし過ごして帰ってくる。

くねくねが誰かと一緒でないかぎり、あたしたちはみんなでベッドでぬくぬくとする。今は寒いからそれが心地よい。それでも最近どんどんくねくねが起きるのが早くなってその時間が短くなってきた。まあそれはそれで別にいいか。くねくねはあたしたちがチッキンの2階に登るとき以外には怒らない。怒ると言っても大声を出すだけでほんとに怒ってはいない。昔はいっぱい怒っていたんだけど。今のくねくねは笑うか悲しむかだけの様子だったが、さいきんまたよく知らない状態にもなるようになってきた。ヒトの変化はゆるやかすぎて面白い。しかしくねくねの早起きのおかげであたしたちの朝の空腹時間は短い。ありがたい。

みんなの朝はどんなのだろうか。みんなあたしたちが外に耳を澄ませている間、何をしているのだろう。アウトドア派の猫たちはどんな朝を迎えているのだろうか。おでこは元気なのだろうか。おでこ以前の一緒に住んでいたいろんなヒトたちは元気なのだろうか。朝日の素敵なところは、同じ時間というところかしら。あたしは起きる。息子は眠る。くねくねは外に出て行く。知らない人たちが右に向かって歩く。 鳥が鳴き、鳥は去る。車は前から来て右にいく。風が吹いて休んでまた拭く。あたしがあくびをするころに、くねくねが帰ってきて階段をのぼる音をさせる。

そんなときに、ほら知っているヒトや知らない猫やいっぱいのほかのうごくものたちは、どこで何をしているのやらと思う。遠くから聞こえるなんだか良くわからないものおとは、あたしにいろんなことを想像させるのだ。


だれかバナナの皮で転んだりしていることだってありえるかしら。



[ 2014.03.14 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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