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猫です。

野球(すっかり見なくなったが。というのもヒトが観ないから見れない。まあ見ても猫的には追いかけるには大きすぎるしね、ボール)には、サインがあると聞く。肩をぽんぽん、唇にちらっとふえて、肘触って(こっちがジーコ?)みたいなあれで気持ちを伝えるのだ。しゃべればいいのにね。あたしらは言葉を話せないから、そのサインをよくやる。あたしがここにくるのは、ごはんの催促である。そろそろいいじゃないの? ささみも悪くないわね? つゆだく大盛りでできたらお願いします。刺し身もいいかなぁ。でもちょっと炙ってもらったほうが消化にいいかも? まだレトロトあるでしょ? だそうよ?

そう。あたしがここに佇むだけで、その意味するところは多弁である。なんなら、「さもらごうちってどうなられはったん?」なんて雑談すら織り交ぜている。「さもらごうちといえば、ささみの蒸したやつって、いいよね?」みたいな。「いやいやかんけーないけどー、ほらなんっていうか爺ネタ? まあ爺じゃないけどさー、栄養価も高いし、いいよねー」という気持ちすら、じりじりと伝えてる。

気持ちだけで言うと喋らないあたしたちだって多弁である。何も食事に限らない。「そろそろお客さんに帰ってもらったら?」「ちょっと脇の横あけてよ?」「グッズ作ってあたしにいろいろ買ってくれない?」「ちょっと遊びたいぜ」「白い箱から出てくる風って自然現象じゃないの?」等々。そのほとんどは綺麗には伝わらないが、ぼんやりとは伝わる。実のところ、あたしたち猫は人間のように正確を期したコミュニケーションをそれほど取っていない。もとから。なのでうまく伝わらないことにそれほどストレスは感じていない。ただ逆に伝わった時は嬉しく思う。

そんな按配でのんびり言いたいことを伝えていきたいと思うが、食事は別。ささっと美味しいものをたんとお出ししてほしいものである。


死ぬで。はよせんと。







[ 2014.04.23 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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