じぇらき
2014.05.27
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猫だけど。

最近、言おうか言うまいか、噛もうか噛むまいか、ときに迷うことがある。噛むか噛まないかの逡巡の果てはだいたい噛む。なので言うか言うまいかも言ってしまおう。さいきん、あたしジェラっている。恐竜がいたよねーみたいな方ではなく、メガネで元気に歌う方でもなく、ジェラシーのジェラ、嫉妬である。息子がときどきドロップするシットの方ではなく、嫉妬。

最近、うちにたまにくるいろじろのヒトがくねくねと一緒に居すぎる。あたしも成熟し、ソフィスティケートされた猫である。最初はまあ「よう来はったね」くらいの挨拶だってちゃんとする。撫で方が上手なこともあって、良い感じのヒトやんな、といつも思う。でも、さあ、そろそろあたしのかまってもらう時間じゃないかしらね? と思ってもまだ居る。

「そろそろ、あれやん? 終電の時間やん? 物騒なご時世やし、あれやん? また来はったらええやん?」みたいな意図で話しかけても「まあ、何を話しているのかしら?」ととぼける。話が通じないからカバンの中身チェックをしたりして時間を過ごすが、カバンの中にいっそ入ろうとするとくねくね「だめだよ」とたしなめてくる。いろじろは「いいのよ」とかばう。ええヒトやん、と思うも、あたしはあたまをぶるぶると振って、「あかん、そんな簡単に心開かへんで。えいけいびーの握手会みたいにガードゆるないねん。七つの鍵が必要なんや。一つは、ささみ、一つは上手な撫で方、あとの5つは省略するけど。あ、でもささみ、もろたな。撫で方も上手やな、ってあかん! なんや腹立ってきた。くねくねでも噛んでおくか。(痛てっ!)とにかくまた来たらいいやん!」とイライラさせられる。

あたしのほうがきっと寿命も短いし、付き合いも長い。男のヒトにしろ女のヒトにしろ、滞在時間はほどほどにしてくれないとずーっと息子とくっついて寝て一日終わってしまう。一緒に遊ぶか? ん? それならいいか。いや、よくない。

どうしたら、ヒトの来客の滞在時間を短くできるものか。

毛玉でも吐いてやろうか。来客に向かって。この間それをやってみようとしたが、吐く場所、タイミングを間違えて普通にテレビの前に吐いてしまった。糞尿はあたしの優雅さを損なってしまう。噛むのもまだそれほど親しくもないのではばかるものがある。息子と走り回って(息子は「分身の術」という意図で走っていたけれど、むろん分身などしてなかった)、帰っていただこうとしたけれど、「賑やかね」と言って笑われた。どんだけ穏やかやねん!瀬戸内寂聴か!って瀬戸内寂聴が穏やかかどうか知らないけれど。

そんなこんなでジェラって最近って、そんなよう来はらないけれど、来はったらジェラって疲れる。カフェで御茶して癒やされたい(嘘)。

写真は、「スッキリ」をやろうとして、向きも何もかんも違ってて、なんの文字にもならなく、PUMAみたいに若干なった気がするのポーズ(嘘)。

嘘ばっかり。



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