たっち
2014.06.10
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猫である。

ざわざわはまだ終わらない。まだ少し落ち着かないままでいる。のだけれど、気づいたことがある。「ごはんをくれ」と騒いでも取り合ってくれないくねくねであるが、「ざわざわしておちつかないの!」というとさっときて撫でてくれたり膝にのせてくれたりする。どういうわけかざわざわに関してはケアが良い。あたしらが何をいっているのかわからないとんちんかんさんだと思っていたが、評価を改めねばなるまいか。

ざわざわするあたしは、いろんなところからくねくねを呼ぶ。忙しぶっているときには三度ほど撫でてまた机に向かう。また呼ぶ。すると今度は五度ほど撫でてからまた戻る。また呼ぶ。すると観念してか小さなため息をついてしばらく撫でたり耳掃除をしたりしてくれる。ときどき勝手に抱きかかえられてそのままデスクに座って膝にのせて仕事をしながらあたしを撫でようとするがあれはあたし、嫌いで、机の上で横になる。すると邪魔だと言って今度はくねくねが文句をいってくる。

くねくねもときどきざわざわしているみたいで、あたしはそんなときはほっといているが、苦しそうにしていたら、ちょっと側にいってやる。ヒトにはそれくらいが良いように思う。さすがに十年以上一緒にると少しくらいは程度が分かるようになる。くねくねもそれくらい学習能力があればよいのだが、彼はとてもにぶい。それでも、ざわざわケアは良くなってきた。

ざわざわはどこからどこに向かって発生しているのかあたしにはよくわからない。ただ耳の後ろや首や背中をひたすらに撫でられていると少しずつ落ち着いてくる。行為と体温で「あたしはおまえを大事に思っているよ」と伝えられるのだろうか。そうなのだと思う。使う時間や体温や気配りにあたしのざわざわは弱い。少しずつその存在感を薄くしていく。

しかし以外にヒトはヒトとそれほど触れ合わないように見える。もっと触り合っていたほうが健康に良いのはないだろうか。自分以外の誰かに触られること、自分以外の誰かを触ること、はとても気持ちが良い。ときどき嫌なときもあるけど。

ところで痴漢って、何が悪いのだろう。触ってあげるなんて良いことじゃないの?と思ったのだが、ウィキペディアには公共の場で相手に羞恥心を抱かせて、不安にさせる行為とあった。触られて不安になることもあるのか。不安になるならイケナイ。おそろく好きではない対象から好きではない触られ方をするのだろう。であれば、確かに不快だ。あたしはお腹を触られるのが嫌いだもの。つぎお腹を触られたら「このヒト、痴漢です!」って騒いで噛んだろ。




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