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ポン・プルクワという名を持つ母猫です。

同居人のくねくねより、うちにくるヒトの客のほうが、あたしを良く撫でてくれる。いかがなものかと思う。くねくねよりお客のほうが、ささみを買ってきてくれる。いかがなものかと思う。一緒にいる時間は、くねくねのほうが何倍も多いのに。くねくねにたいしての不満はさておき、ヒトのお客がとてもやさしい。おかげでバラエティに富む食事を楽しめる数日である。

食事と優しくされること、寝ることと日向ぼっこ、これら以外に猫には楽しむことがない。読書は目が疲れるし、テレビはチャンネル権があたしにない。上沼恵美子のおしゃべりクッキングと探偵ナイトスクープをあたしは観たいのだが、いつも洋画ばかり流れている。ときどきはチャネルのコレクションが流れている。おしゃれか。もう、久しく局長の涙もこえぴょんのパラダイスも拝見していない。

そんなわけで優しくされる時間は貴重である。そんな不満をにぶすぎるレーダーでも察知したのか、今朝はくねくねが珍しく長い間あたしを撫でてくれた。撫で方一つで、相手がどんなヒトなのか、何を考えているのか、けっこうわかるものである。「ああ、犬と一緒に暮らしてはるヒトなんやな」とか「のんびりしてはるヒトやなー」とか。急いでいる、焦っているとかもわかる気がしている。今日のくねくねは「ごめんね」だった。わかれば、よろしというわけで、今朝はくねくねを噛んでいない。

しかしである。優しく撫でるくねくねの手が臭かった。パクチーという草の匂いだとしった。背中をなでてもらっている間はまだ良い。顔に近づいてくると「ん!? なんやねん!? これ! カメムシか!?」というほど驚く。ちなみにカメムシの匂いをあたしは本当はしらない。食べ物らしいが、ヒトは本当になんでも食わはる。

そんなこんなであたしは撫でてもらった後、見たこともないカメムシの夢を見た。カメムシはどことなく柄本明っぽかった。たんたんとした口調で「じきに慣れます」と言うてはった。



[ 2014.08.14 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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