にゃくしー
2014.08.20
_MG_1217.jpg

猫のポン・プルクワです。
息子のカントとヒトの「くねくね」と三にんで暮らしています。

あたしには息子しか会うことがある猫はいない。テレビや窓越しにみることはあるが、知己になることも関わることもない。会うのはもっぱらヒトばかりである。なにせうちから出ることはないから。今日は、朝から男のヒトがきて、ヒトのトイレを壊して戻して出て行った。儀式か。

しかし猫には、ヒトにはきっとよくわからないであろうソーニャル・ネットワークがある。ニャクシーというもので、そこでまだ会ったこともない猫たちとコミュニケーションをとることができる。インターネットをつかっていないから、nyaxi等で検索してもでてこない。あたしたち自身、それがどういうシステムなのかははあくはしてない。しかしよその猫たちの近況や思ったこと、感じたことをぼんやり伺いすることはできる。また発信することもできる。あたしたちが何もない宙を集中して見つめているように見える時は、だいたいnayxiに参加しているときである。耳をある一点に集中しないとうまくつながらないのだ。

 あたしはフェイシャルブックもやっているので、ヒトのソーシャル・ネットワークの有り様はある程度知っているつもりである。それと比較して猫のソーニャルは、なかなかシビアなものである。車に轢かれたり、ヒトに殺されたりする猫もいるし、過激な表現を差し控えさせる検閲も機能のない。心の声が聞こえてくるわけなので、ライトなものもヘビーのなものもある。しんどくなることもあるので、たまにしか閲覧しない。とは言え、「イカを食べてみたが、なんでもなかった」とか「魚を食卓から盗んだ。にゃう。」など、どうでもよい楽しい声もいっぱいある。

nyaxiは一度つなぐとつながりやすくて、つないだままうたた寝することもできる。うたた寝しながら、他猫のつぶやきや何やを聞くのもよい。外国の猫は今雪を窓越しにみている、なんてのもあった。とても静かで、背後から薪が燃える気配と音がした。アウトドア派が、この猛暑にどう過ごしているのか、昨日気になったので久々にちょっとつないでみたけれど、アウトドア派コミュは書き込みがほとんどなかった。あっても「……」というものくらい。かろうじて生きている。or生きていない。そんな様子にみえたが、実際のところどうなのだろう。

インターフェイスや入会脱退とうの規約も明瞭な規約やルールもない。なんとなく全世界の猫たちが繋がろうと思えば、おぼろには繋がり合えるシステム、それがニャクシーだ。

眠りながらニャクシーを見ることも多いので、夢なのかニャクシーなのか分からなくなることも多々ある。



[ 2014.08.20 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

秘密