はこ
2014.08.26
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母猫のポン・プルクワです。
息子のカントとヒトの「くねくね」と三にんで暮らしています。

今日の朝は、いっそ降ってしまえばいいのにと思うほどに黒い外の光と地面である。涼しくもあって、なんだか寂しい気持ちになるけど、くねくねは水の部屋から出てこないし、適当な箱を見つけて引きこもってみたら、落ち着いた。段ボールは落ち着く。新し目のほうが好きだ。くしゃみとかでないし、むずむずもしない。箱にはいると世界は、ぎゅっと小さくなる。降りそうで降らない雨も、何を好んでか水がいっぱいの部屋から出てこないくねくねも関係がなくなる。

「ぼっけぇ落ち着くなぁ」と思っていたら、毛の塊が飛び込んできた。息子である。息子が入ってくるとすごく狭くなる。温かいが狭い。箱のなかで息子とあたしは、後半のアタック25くらい隙間を埋めてくっついしまう。そのうち、どこまでがあたしでどこまで息子なのかわからなくなる。それからだんだんどうでもよくなる。

そのうちに、くねくねが水の部屋から出てくる。息子とあたししかいない世界の空に水をぽたぽたさせながらくねくねのけもい顔が現れる。「けもいよ」と言うと顎の下を撫でてくれた。それからまたいなくなる。いないが、箱ワールドの外にくねくねが動く気配がする。くねくねが身近にいることを感じながら、あたしは息子と混然一体となりながらまどろむ。

箱らぶ、である。



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