そばのひと
2014.10.13
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母猫のポン・プルクワです。
息子のカントとヒトの「くねくね」と三にんで暮らしています。


ブロゴを読んでくれているヒトからの薦めで、金井美恵子はんの『タマや』を読み始めた。聞いていたとおり、花火の話ではなく猫の話である。ヒトから見た猫の話で、あたしと同じように馴染まぬ環境において子猫を出産するのだが、ヒトの諸事情ばかりが描写されているので、共感する部分は今のところ少ない。ヒトって大変ね、と思いながら読んでいる。まだはじめの方なので、ドラマはこれから始まるのかもしれない。いずれにしろ久々の読書である。

『タマや』を読み始めて思ったが、そういえば猫と一緒に住んでいるヒトは何を思い、何を感じているのだろうか。あたしの場合は、現在くねくねしか同居ヒトがいない。彼はいつもなんだか大変そうだから、猫がいて助かっているのか、困っているのかよくわからない。元気そうではあるし、呼べば来て、あたしの話を聞いてくれるようになった。(以前は「ちょっと待って」と言ってすぐには側にきてくれなかったのだが。)プラバートなことは書いてはいけないのだそうで、彼の近況やヒトの来客についてはふれないでおくが、ごはんもきちんと食べている。寝るときにはあたしを呼んで、脇にあたしをセットして睡眠に入る。ときおりいびきをかくが、以前のように苦しそうな寝顔はしなくなった。

量子力学みたいな話になるか、あたしはあたしと暮らしているヒトしか知らぬから、猫と暮らさないヒトの生活を観ることができない。観られないから、あたしら猫がいることでヒトが、どう変わるのか、比較することができない。くねくねもわざわざあたしにそういう話をしない。とりあえずは眠るとき、温かそうだし、あたしを求めはする。

あたしと息子の所業に、うんざりした表情を浮かべることはなく、ときどきあたしの身体に顔をうずめてくる奇行はあるものの、心配になるような行動もない(以前は奇妙な踊りを一時間近くしていたことがあった。あのときあたしは久しぶりに出会い系サイトを閲覧しようかと思った。)。

ただもう永遠くらいの長い間ともにいる。あたしをどこまでもどこまで連れてまわる。暗い部屋でも広い部屋でも、誰かが側に来て、誰かが去ってもずっとあたしの側にいる。太陽や夜よりずっとそばにいる。だからきっとあたしが必要に思うように、くねくねもあたしを必要と思っていることであろう。


※震災による、いや原発という建物の崩壊による、飼猫や犬の放置死のニュースを目にしたことがある。恐ろしい話である。そばにいながら生きたいものである。




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[ 2014.10.13 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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