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母猫のポン・プルクワです。
息子のカントとヒトの「くねくね」と「ちょろ」、それからわんこ2つと暮らしています。

先日、息子がうんこまみれだったので、舐め落としてやった。ずいぶんと手間暇がかかったが、綺麗になった。尻尾や足の裏にいっぱいついていたのだ。綺麗になった息子はだいぶうんこの匂いがしなくなったので添い寝が心地よくなった。するとこんどは息子があたしの顔を舐め始めた。元気の無さが、彼の舌のあたる感触から伝わる。それでも気持ちが良い。それから冬の硬質な陽をあびてうたた寝をした。身体の中が痛い息子はあたしに触れてようやく四肢を伸ばして横になる。温かさが痛みを和らげるのだ。

息子は眠りにつかない。心地よさと痛みの間でじっとしているのである。あたしは眠る。夢のなかで息子の匂いをかぐ。息子だけではなく、あたしたちが横たわるベッドからはくねくねやちょろ、それにわんこの匂いもする。見習いのちょろがうちに住むようになってから、ベッドの布は頻繁に代えられるようになったが、あっというまにいつもの匂いになる。

夜中にお腹がすいてちょろを起こす。くねくねは起きないから、ちょろを起こす。ちょろを起こすのはちょろい。すぐに起きる。起きたちょろが何を口にする。その声を聞いてくねくねが起きる。くねくねはちょろの声なら起きるのだ。目が覚めたくねくねはのそりと起きて、あたしたちにご飯を出す。ご飯を食べたら、みんなでまたベッドに戻る。お腹がいっぱいになってさもいところから暖かいところに戻って、みんなでくっついてぬくもりあるまどろみに身を浸していく。満ち足りる。息子も。あたしも。くねくねも。ベッドに戻ってきたくねくねにちょろが抱きつく。あたしはそのときのまどろみの中に意識が溶けていく間が好きである。思うに息子もであろう。あたしたちがくねくねの顔の横にいくと布団がさっとあげられる。そこに入るとあたしたちを布団が覆う。くねくねの腕の壁が作る箱に入り、布団の蓋が綴じられる。小さな家ができる。

まどろみから浮上すると朝日が登っている。ヒトビトがどこかに向かってまばらに行進を始めている。くねくねも起きていなくなる。あたしたちは壁のなくなった小さな家のなかでまだ眠り続ける。

猫の幸福というのは、こういうことである。ヒトと暮らすまで、あたしたち猫は、こういう幸福を知ることなどなかったであろう。








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[ 2015.02.01 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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