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母猫のポン・プルクワです。
息子のカントとヒトの「くねくね」と「ちょろ」、それからわんこ2つと暮らしています。

 陽だまりとは良く言ったものである。陽のたまった場所は、光とぬくもりが溜まっていて、そこに身を浸すようにして座ると下からも上からも心地よい温度が身体に染み入ってくる。この陽の光の元は、ずいぶんと遠くにあるそうだが、ご苦労様である。そんな遠いところからわざわざどうも。しかしこの恩恵、受けているのはあたしたちだけではないのだろう。空気も食べ物も大事だけれど、陽の光が最初に大事なものなのだろう。

 心配をかけているであろう息子の話。息子のカントは13歳。くねくねというヒトにあたしが拉致られてすぐに産み落とした。以来ずっと一緒にいる。例外的にしばらくのあいだ息子はあたしの側を離れたことがあるが。それは渋谷地獄という、ヒトのいうところの動物病院で息子が手術というものをうけて入院しているあいだのことである。帰ってくると、知らない匂いになっていたので、あたしはしばらくのあいだ、息子を受け入れることができなかった。わかりづらいかもしれないから、補足するが、猫にとって匂いが変わるということは、ヒトにとって顔が変わるということに等しい。出て行った息子が、娘になって帰ってくるくらいの違和感がある。そんな例外はあるものの、それ以外ずっと一緒にいる。

 そんな息子が癌になって、死ぬことがわかったのは最近。最初はいろんな薬を飲まされてノゼローゼ気味になっていたのだが、回復の見込みがないとわかって以来、薬をやめたようで、それからというもの息子はだいぶ元気である。死ぬし、ということで贅沢をさせてもらっているのも元気になっている理由のひとつかもしれない。レトロトの嵐である。嵐なら二宮が良い。それはどうでも良い。あたしたちは薬のことを「地獄毒」と呼んでいる。まずいから。

 死にかけている息子にいろんなヒトが会いに来る。もと同居ヒトの「おでこ」。匂いが若干変わっていたが、まあなんとなくわかった。それから、やまもとゆみさん。ゆみさんは匂いが変わっていなかった。

 わざわざ会いに来るなんて、陽の光と同じくらいご苦労様である。遠くから、温めてに来てくれるなんてまったく。彼女たちの歩いてくる時間は、ぬくもりそのものである。



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[ 2015.02.06 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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