ぼっこ
2015.05.25
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猫のポン・プルクワです。
くねくねとちょろと丁稚のわんこ2つと暮らしています。
猫、ポン・プルクワへの連絡はponyan@graphic57.com。


息子が死んでから1ヶ月くらいたったのだろうか。今では、猫ベッドの木箱の一部に微かに彼の匂いが残っている他、どこにも息子の気配がない。息子、カントの気配はむしろあたしの内側にあって、触れられない体温、感じない重み、聞こえない声、舐められないおでこに、息子の不在の気配を感じる。静かに忘れつつあるものの、やはり片足が調子が悪い時のように、うまいことまっすぐ歩けないような感覚がある。

 くねくねもあたしを構う時間を設けないでいて、ちょろが優しくあたしに接してくれるのだけれど、新しい彼女の優しさは、まだ少しさびしい。そう感じていたところ、くねくねが余裕ができたのか、あたしをしばらくの時間なでることがあった。息子の気配に重ねるようにして、あたしの背中を触れ、息子が舐めてくれていたおでこや首のしたを濡れた手で何度も拭ってくれた。

 ひとりで抱えるちかしいものの死とはどのようなものなのだろうか。想像するだけで体重が減りそうだ。あたしには、あたしの中の不在に温度を与えるものがそばにいる。それはあたしにとって太陽のようなものである。







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Ponne et Kant Pourquoi
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[ 2015.05.25 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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