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猫のポン・プルクワです。
くねくねとちょろと丁稚のわんこ2つと暮らしています。
猫、ポン・プルクワへの連絡はponyan@graphic57.com。


あたしの身体の具合は少し良い。認めたくないが地獄毒の効果であろう。めぐお区の地獄の鬼(医者)はなかなかやさしい。おしりの穴に冷たい棒を突っ込んだりしない。変態じゃない。今のところ。それにうちからすぐである。くるまに乗らずにあるいて行き来できる距離である。地獄にはかわりないがストレスは比較的すくない。一方であたしの心の具合は悪い。くねくねがゆっくりしない。あたしと一緒にテレビをみたりしない。撫でない。ご飯はちょろというもうひとりの同居人の係になっている。つまりあたしと接することがすごく少ない。あたしは彼の仕事場である机のすぐ横にある丸いダンボールでできた猫ベッドにいるのに。一日に二秒くらいしかあたしを撫でない。一分なでるのに一ヶ月かかる始末である。もう出会い系だろうか。あたしに残された道は。しっぱんした本のおかげであたしも徐々に有名になることだろう。徹子、さんま、アナザースカイ、くるであろうオファーにこたえるには出不精過ぎるじぶんについて悩む日々である。

「それでは、そろそろ友だちを紹介してもらおうかな」

(会場)「ええーーーーーー」

(通訳)「えっとでねすね、またたび友だちの池乃めだかさんを……」

(会場)「えぇぇぇぇ」

(リモタはん)「えぇぇぇって!……もしもーーーし」

(めだか)「きこえましたで」

(妄想ストップ)


と、駅をすくった駅長猫たまを凌ぐ人気。CCBからも取材がくる。イギリスの国営放送局が哲学的な猫が綴る床下10センチの世界、というテーマであたしを追う。逃げるあたし。追うCCB。CCBがのたまう。「だれか、とめて」と。あたしはとまらない。ロマンチックもとまらない。

 いずれにしろ、あたしは今孤独なのである。もう妄想の中でクイズケンミンショーに出てしまうほど孤独なのである。もうそうのなかであたしは得意気に宣言する。

「新浦安には虫があまりいない!!!!!!」


勢いのわりには歯切れの悪い内容に会場はざわつく。あたしは天然っぽさを演出しながら「だって、いないんですよ!」といって、ごろりと床に転がる。癒される会場。収録後、ものんたもに「ちみ、光るものもってるね」と声をかけられる。孤独すぎてロマンチック以上に妄想がとまらない。これを書いている時点ですでにスマスマのビストロでシーバのレトロトを木村拓哉に出されている。

「ちょーかんたん」

と言われながら。

 あたしは「あたりまえじゃん」と思いながら食べる。食べる。食べる。そこにつよしが「後半はだし汁をかけて」といって人肌まで冷ましただし汁をレトロトにかけてくる。うまい。うますぎる。



 それくらい、あたしは寂しいのである。







あたしのエッセイ集がしっぱんされてます。




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[ 2015.06.08 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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