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猫のポン・プルクワです。
くねくねとちょろと丁稚のわんこ2つと暮らしています。
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 写真は昔。息子はもういない。今ではもうあまり寂しくなくなったが、考えてみると、あたしの人生のほとんどのあいだ、息子がそばにいた。だから息子がいないでいる今のほうが不自然に感じる。息子がいなかったときのことなど思い出せないから、「また独りになった」というよりは「はじめてひとりになった」、そんな感覚である。

 息子が死んでから、しばらくのあいだ体調が悪かったが、ここ最近になってようやく具合がよくなってきた。具合が悪いあいだは、じぶんの身体に意識がむいてしまうが、少し落ち着いた今、そして寂しさも減ったからこそ、あらためて「あーひとりになったんだ」という思いが湧く。もちろん、くねくねもちょろも、そしてうるさいことにわんこたちもいる。でも、今になってようやく息子の不在の輪郭を具体的に感じることができるようになった。輪郭は息子の身体まんまであるが、あたしに寄り添っていたときの耳を動かす音や、腕の重み等々。匂いも。

 そうかそうか。息子はいなくなったのか、と。


 ここ最近、くねくねはニュースをテレビよくみるようになったのだが、ニュースでは人がいっつも死んでいる。「ごはんだよー」というかけごえくらい気楽に普通のことのように死んだということをテレビでしゃべっているのだけれど、誰かが死ぬって、あたしが今感じている不在の輪郭が生じているということのはずだ。世の中には寂しいがいっぱい生まれているようすである。

 さびしいみんなでくっついて、不在の隙間を少しでも埋められたらよいのに。あたしに関しては鳴けば誰かがそばにきて撫でてくれるのでそんなに困らないけれど、みんなが鳴けば誰かがくる環境にはないかもしれないし。





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[ 2015.08.18 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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