FC2ブログ
ほかぺ
2013.11.08
_MG_5696.jpg

ホカペとはホットカーペットのことである。

毎年さもくなると電源がはいって温かくなる。あたしらようのカゴか箱にセットされる。風物詩みたいなものである。が、しかし趣がるかなしかと言えば、ないほうではないだろうか。あたしたちは、ホカペスポットから動けなくなる。なぜなら温かいから。それも微妙に温かい。ずっとのっていると暑くなるほどでもなく、くねくね机の下にある白い箱(線がいっぱいでている)よりも温かい。しかもこの冬は設置場所が窓辺。ひなたぼっこも出来るときている。

にゃがったり、かにゃったりなナイスセッティングではある。

のだが、先も書いたように動けないのだ。面白みがない。ホカペがなければ、今はこっちが暖かいとか、布団のなかにしばらくいるとか、午後はこっちが温かい。しょうがないから膝のうえにのってやるか、等々ささやかながら選択肢を迫られる。しっぽは軽いが腰の重いわれわれにはそれくらいに何かを迫られないと動くのもおっくうになるのだ。

では、じゃあホカペをはいしするのか、と問われれば、ヤダ。あんなに快適なものをなくさないで欲しい。これが世に言う悩ましいという心持ちなのか。部屋全体がもう少し暖かいと良いのだけれど、部屋全体はいつも少しさもい。このうちではあまり上の方についている白い箱から暖かい風が吹いてこない。どういうことだろう。税金とかなにかそういうものをくねくねが支払っていないポナルティを受けているのだろうか。

そんなわけで、ホカペの廃止には反対だがたまに電源がついていないことがあってもいいよって思う。しかしさもいときにはついていて欲しい。であれば、あたしたちが電源を入れたり消したりできればよい。押すタイプの電源を用意してくれれば、それくらい猫でもできるのだ。が、しかしである。いつ消すの? という新たない問題がしょうじる。「今でしょ」とは思えない。来年くらいかな? くらいの返事しかできない。

いろいろ考えて思ったが、正直、何の疑問も感じないで、素直にホカペに向きあうことにした。ホカペさん、いらっしゃーい、くらい「どうぞどうぞ」の精神で心のうちに出迎え、かの「おーもーてーなーし……おもてなし!」をする精神でホカペに接するのがよろしと思うに至った。

遠慮無く食べなっせ、おかわりもたーんとあるでな。食べなっせ。
ホカペさん、出身はどこですの? 柏? はーん、またいいところから来なすって。
あのあれでしょうて。南シナ海のほうの? えええ、えええ、ええええ?
違うんですかい? ああ千葉の方の? そうですかそうですか。
たしか銀杏で有名な?
え? 違う。 あーそうですか。なんしね、柏っていえば、もうあの人が有名ですよねぇ
山本モナさん、違いましたっけ? 違いますか。
そうですか、そうですか。
柏さん、あ、ちごた。ホカぺさん、おかわりはええどすか?
今日はもうゆっくりして泊まっていったらよろしわぁ。
布団も用意してまっせ。せまいうちやさかい、寿の字になってみんなで寝ることになりますけどねぇ(フレーメン)。
え? そんなに複雑には寝れない? 言われてみればそうどすな!(フレーメン)

というくらい気の置けない距離感で、ホカペとともに暮らしていこう、そう思った。

なんし温かい。そして動かない。

最高やん。


[ 2013.11.08 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

秘密