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猫についての本を読んでみた。猫である。

あたしらって肉球からしか汗でないのだそうだ。道理で。言われてみれば。他にもあたしらの見る世界はモノクロに近いのだとか。そうかなぁ。あたしは色はいろいろ見えている気がする。気のせいなんだろうか。動くものに反応する、そういう性質があるそうだとか。でも、これヒトの男もそうらしいじゃないか。『ホンマでっかTV』でそう言っていた。揺れるおっぱいとか髪とかにそそられるのだとか。それにしてもヒトの女の胸ってどうしてあんなに腫れているのか。みんながそうだから病気ではないんだろう。というか病気という考え方もあたしはヒトを通して知った。

ヒトって、勉強家である。

しっぽをぴんと立てるのは親愛の証なのだとか。そうだったのか! 言われてみればそうかも? んーーー?って感じだけど、まあわかるっちゃぁわかる。急に宙をじっとみるのは耳を済ませているから、というのは正解。そうそう、あれ?なんだこの音?ってときは止まるよね、動きが。しかしうちは四六時中音楽がかかっている(最近は気を使って三五時中くらいにはなったけど)。うちのなかの音には随分鈍感になっている。しかし外からの音にはずいぶんと気をもっていかれる。

外猫(あたしたちはアウトドア派と呼んでいる)さんたちは、なわばりが外にあるから、毎日なわばりチェックにいかないと落ち着かないのだとか。たいへんそうである。あたしらはうちから観ているだけでいい。外にも興味はあるが、なわばり意識はまだないし、あったとして警備は外注したい。アルソックかなぁ。よくシーエムみるし。

猫の本をつまむ程度だが読んで思ったのだが、あたしたちは普通に生きているのだけれど、ヒトは、まあヒトによるけどあたしらを含めて身の回りにいる違う生き物に対して理解しようとする努力をものすごくする。生き物に限らない。世界を少しでも理解しようとしている。そのくせに自分たち同士ではよく理解してくれアピールばかりして喧嘩をしているけど。それならまだかわいいのか。あたしらとおんなじでほしいもののためなら、喧嘩はじさないところはいっぱいある。平和ぶっているけど。

でも、理解しづらいものを理解しようとする。それが科学だったり文学だったりする。「学」とつくものはだいたい何かを理解しようと頑張っている集まり、という感じがする。それってなんだか愛みたい。

あたしたちも頑張ろうかしら。いやー大変そう。そういうのはヒトのほうが性に合うのだろう。あたしたちは可愛らしくごろごろしたり、寝たり、伸びたり走ったりしていればいいだろうて。適材適所。


[ 2013.11.11 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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