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にぎやか
2013.11.20
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小さな脳を使っての想像力にどこまで限度があるやしらぬが、ひとりで生きている猫に比べて、あたしの人生は、あ、人生じゃなくて猫生だけど、面倒だから人生でいいや、それは賑やかなものだと思う。本来ならもう別々に生きているはずの息子猫がひとり、寝ている間に歯をぎりぎりやる人間がひとり。ときおりもうひとり女のヒトがいたり、いなかったり、いないときには来客が多く、しかしそのわりにだれもお土産をあたしたちに持ってこないという不義理っぷりには憤怒の炎をちりちりと燃やしてしまうものの、やはり賑やかである。

朝ごはんの時間にくねくね(飼い主きどりの男のヒト)が起きないときには、百8つある手段のうちの主に3つ(鳴く、噛む、走る)ほどを使って起こそうと息子とふたりで奔走する。が無駄に終わることもある。夕方にも大いにデモを行う。「原発再稼働はんたーい!」みたいにして「ばんごはんをだせーー!」と声をはる。「ブラシをかけろー!」「あそべー!」「ホカペの電源をきるなー!」「ささみをくわせろー!」

言いたいことはやまほどある。

ある程度満足すると寝るが、寝るとすぐに息子が寄ってきて窮屈なことになる。くねくねが暇そうならみんなでまつこと有吉の番組をみる。ときどき外を眺める。うごくヒトがいっぱいいてなかなか飽きない。ときどきかつてうちにいた、おでこが遊びにくる。いなくなったヒトが現れると消えたわけではないのかと思って少し嬉しい。(お土産をもってきいひんけど。)ときどき車に乗せられるのは本当に嫌だ。息子はチッキンに上がると、くねくねは「くうら!」って叫ぶ。寒くなると白い箱から暖かい風がふく。くねくねの膝の上は暖かく、一緒に寝るとふとんをあたしたちのうえに乗せてくる。顔だけだした状態にして。

おんなじようで少しずつ違う毎日は、楽しかったり、つまらなかったり。

でもまあ賑やかではある。


[ 2013.11.20 | 猫日記 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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